iPhone修理屋〜スマートレスキューブログ

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iPod史上最高音質のiPod 5.5世代のHDDをCFへ交換

Googleなどで”iPod 5.5 音質”などと検索すると現行のiPod Classicより音が良いと出てきます。

 

実際自分も半信半疑でしたが、普段外で音楽を聴くときはiPhone5 32GBを使っていて音楽を入れる容量の問題もあったのでヤフオクで中古を買ってみました。

MA446J/Aという型番で30GBの物です。

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傷はあるものの、キレイな状態で使っていても特に気にならないくらいの物でした。

一番気になっていた音ですが、やはりいい音でした。

普段iPhone5で出る音と比べると全然違いました。(イヤホンは同じものを使用しました)

音に関しては全くの素人ですがそれでも違いがわかるくらいの音質でした!

 

そこで不満となると、内蔵ソフトウェアへのアクセスの遅さと、HDDの劣化による音飛びでした。

 

これを解決するための選択肢が調べてみるといくつかありました。

 

1. 同じ1.8インチサイズのHDDでより容量の大きいものにするHDD→大容量HDDへの換装

2. 同じ1.8インチサイズのSSDへの換装(32GB〜128GB)

3.  コンパクトフラッシュ【以下CF】へ変換基盤を噛ませての換装

 

それぞれのメリット・デメリットを考えてみました。

【1】HDD→HDD

メリット:大容量化が容易にできる。HDDの認識成功率も高い。安価で手に入りやすい

デメリット:アクセス速度が変わらない。劣化の具合によっては再度音飛びも発生する可能性がある

 

【2】HDD→SSD

メリット:容量拡大可能。手に入りやすい。

デメリット:コストが高い。思った以上にアクセス速度があがらない?以外とすぐダメになる?(これはネット上の情報でSSDがすぐ逝ってしまったという話がいくつかありました)

 

【3】HDD→CF

メリット:安価。アクセス速度が明らかに増す。全体的にを軽量化できる。

デメリット:認識できるCFとの相性が結構ある。大容量化は難しい?

 

あくまでもネットで調べた結果こういった感じです。

 

個人的には特に大容量化を望んでいなく、アクセス速度を向上させたい。それでいてコストは抑えたいとうことで、【3】のCF化を選びました。ただし、割と安価で大容量で売られているトランセンド製のものは認識しないという話が多かったので、成功実績の多いグリーンハウス製32GBを選びました。

 更にCFをこれまで通りのHDDと同じように読み込ませられるように変換する基盤を購入しました。

変換名人 CFカード→東芝/日立1.8 IDE変換というものです。

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交換してみた結果

無事交換もでき、iTunesでも復元できました!

容量は2GB増えただけでしたが、とにかく本体が軽くなりました。

そしてCFへのアクセスが非常に速く、HDDの時にはもたついていた動作も軽快です。

自分的には完全に大成功という結果になりました。

 

もしiPodの5.5世代が欲しいという方は早めに買っておいたほうがいいかもしれません。

最近中古市場でも減ってきているみたいです。

 

 

iPodの分解にはリスクもありますし、こちらで責任も一切とれませんので分解の過程は公開しません。

またCF化に関しても必ずしも成功する話ではありませんので保証は一切ありません。

すべて自己責任でお願いします。

 

 

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